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保育園造形 i

真剣です

紙を繋いで繋いで

2時間弱かかって描きました

5さい「見て描こう」パイナップルをクレパスと絵の具で。
今回のテーマは「全力で取り組もう」です。
5さいくらいになると、子どもでも自分の出来る事の80%くらいの力で
物事を済まそうという様子が見られるようになってきます。
意識的にサボるのとは少し違うのかもしれませんが、効率よく生きようとする
ことは、大人になる過程で獲得していく大事な要素で、それ自体は、ある意味で
成長の証ともいえるかもしれません。
しかし、毎回そんな調子で物事に取り組んでいては、本当の喜びや満足感に
出会えません。
子ども達には、全力で自分を試し、さらに良くなろう、という気持ちを持ち続けて
欲しいし、また、そんな大人になって欲しいと願っています。
そこで今回は
「丁寧に塗ろう」
「手をゆっくり動かそう」
「大きくて美味しそうなパイナップルにしよう」
「疲れたら休んでもいいから、最後までじっくりやろう」
という事を描く前にお話してから始めました。
出来上がりは以下のとうりです。
やっぱり本気で取り組んだ5さいの姿は、凄い!
表情もアイディアも輝いていました。
絵を描くって楽しいね、という基本に立ち返れました。
描画指導で困っている先生方へ
子ども達を「めんどくさがらせない」ためには
如何にハードルを設け、子どもに覚悟してもらうか、そして大人が、自身を持って
立ちはだかれるかがポイントです。
絵を描く事を通して「伝えたいこと」があるのなら、大人も覚悟しなければいけません。
子どもも大人も、一枚の絵に真剣に向き合うのは大変だけど、その先に必ず喜びがあります。
がんばりましょう。

葉っぱ1本ずつにリボンが

葉っぱの折れた感じがいいね

丁寧に描きました。虫も来ました

きれいな塗り込みの工夫ですね

食べられなくて泣いてる女の子らしいです

実の模様を凝ったりやめたり(笑)

トゲトゲをいっぱい描きました

最初の実の塗り込みが凄い

四つ切り二枚分です

下の三人は、パイナップルから広がる世界を楽しむ方向に行ったようです。