ちからいっぱい画面に向かうのです 慎重な子もいます 自分なりの遊びかたで おかわりの紙も
3さい「クレパスと絵の具でお絵描き」
大きい紙にクレパスと絵の具で好きに描いて遊びました。
子どもからしてみたら体と同じくらいの大きな紙の上で
それこそ体を大きく使って遊んでいました。
上手にすることの前に、こうして自分の興味にしたがって
思いっきりやることが大事ですし、それを受け止めて
さらに興味を誘ってくれる魅力が、クレパスにも絵の具にもあります。
弾いたり、混ざったり、垂れたり、手についたり
紙とクレパスと絵の具と本人の間におこる現象すべてが
造形活動ということですね。
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4、5さい「ビニールテープと丸シールの構成遊び」
どこに貼ろうかな 面白い貼り方だね
子どもでも、作品をつくることや、画面に向かうことは
上手にしなくてはいけないと思ったり、ちゃんとしなくてはオカシイと
思ったりするものです。
構成遊びは、そんな凝り固まった考え方から脱却して
造形は好きにやっていいんだ、とか ヘンテコや意味のないことも
作品になるんだ、ということに気がつかせてくれます。
色と形と、画面の中でのそのバランスと、そういう遊び方もあるんです。
かといって感覚やセンスだけでやっているかといえば、そんなこともなく
結構、子どもなりに試行錯誤しながら進めていたりします。
構成遊びをやったことのない先生がいたら、ぜひオススメしたい。
たぶんいつもの「製作の時間」とは、子どもの表情が違いますよ。
個性いろいろね