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保育園造形 m

5さい「クリスマスカード作り」
ポップアップカードの仕掛けを使ってクリスマスツリーのカードを
作りました。
今回苦労したのは、ツリーの形です。
こちらとしては、どんな形でも、ヘンテコでも「いいねー!」なんですけど
子ども達にしてみれば、「こういう形がいい!」「こうじゃなきゃダメだ!」
という思いがあり、なかなかその理想の形、作りたい形と子ども自身の手の技
だったり、作り出す力の折り合いが上手く行かず、悩み出す子が続出してしまいました。
なんとか、一人一人の話を聞きながら、その子の「したい事」と「できる事」の
中で落としどころを考えて、提案したり、挑戦させながら、すすめる事が
できましたが、色々と考えさせられる時間となりました。
ちなみに、ツリーの形作りを越えれば、ほとんどの子は飾りを楽しむ事ができました。
凝り固まった心に、形を生み出す喜びを伝えるのは、本当に難しいことです。

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保育園造形 i

3さいの段ボール人間がお出迎え

ポスターも子どもたちで

先生作品、手作りおもちゃ

保育園i 作品展
今年も広いホールにたくさんの素敵な作品が並びました。
一年間描いて来た平面作品とクラスのみんなで協力してつくる
共同制作です。
本当にお絵描きが大好きな子が多く、スペースの都合で1人
2点から3点しか飾ってあげられないのが残念ですが、それでも
並べられた作品を見ると、「あーこの時、楽しそうな顔してたなー」
と、活動の様子が思い浮かんできます。
共同作品も先生方が子ども達の声を良く聞き、無理の無いように
進めてくれて、ちゃんと子どもの活動の喜びが伝わる様な作品に
なっていました。
5さいの「大きな樹」は、天井に届くほどダイナミックな作品で
かっこ良く、さすが5さいのクラスだなー、と感心させられましたが
やはり、ちゃんと子ども達でデザインを決めたり、飾りを考えたり
していて、子どもの顔が見える様な作品になっていました。
こういう作品は、ともすれば先生が主体になってしまって、
子どもが先生のアシスタントになり、まるで先生の作品の
様になってしまう事があるので、気をつけなければいけません。
共同制作は子ども同士の話し合いや、かかわり合いの経験自体が
その醍醐味です。作品を造ることは、そのきっかけに過ぎないのです。
今回も写真が少ししか載せられませんが、雰囲気をお伝えいたします。
先生方、お疲れ様でした。

乳児さんは遊びを飾っています

筆跡の強さが育ちを感じさせます

2さいの子たちも色々遊んでいます

3さい

3さい

4さい

4さい

5さい

5さい

3さい、御神輿

4さい、運動会のバルーン

5さい、大きな樹

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保育園造形 b

テープがトンボの体に見えました

画面左下の塗り込みの凄さ

好きな色を選ぶのも楽しいです

3さい「ビニールテープとシールで遊ぶ」
ビニールテープをビーっと伸ばすのが楽しい
それをチョキンと切るのが楽しい
それを白い紙に貼ると、目の前に鮮やかな直線ができるのが楽しい
違う色もやってみたくなる
テープが画面に増えてくると、色や形のリズムが楽しい
それが何かに見えてくる発見が楽しい
テープどうしが重なると厚みが出たり、色が透けて見えるのも発見
シールを貼るとまた違うリズムが生まれる
また、何かに見えてくる、気になってくる
クレパスも付けてみる
絵を描いてみる、色を塗ってみる
「あー楽しかった」
「おかわり、ちょーだい」
最後に先生に褒めてもらうのも嬉しい。
そんな感じの活動です。
作品を完成に向かわせるだけが楽しみではないようです。
今回は八つ切り画用紙から始めて、希望した子には、その半分の
画用紙を繋げてあげました。

できた作品を切り刻んで再構成

テープ以外を切り取る子

床まで作品の一部に!

じっくり長く集中してました

紙を繋げる子もいました

スタンプも色々な動かし方があります

4さい「スタンプ遊び」
一つ画面にスタンプすると真っ白だった画面に変化が起こります。
画面の変化に心が動き、次はどこに何をしようかなーと
遊んでいきます。
4さいは、スタンプをただデタラメにボンボン押すのではなく
画面と道具と自分との間で、考えたり、思いついたり、感じたりしながら
かなり意識的にやり取りをしながら進めていきます。
並べる、繋げる、散らす、繰り返す、重ねる、形にする
色と形のリズムを感じながらする場合もあれば、その子なりの
法則を決めたりする場合もあります。
今回は折り紙を後出しして絵の具のところに貼る遊びもしました。
作品の完成度を上げるということではなく、長く一枚に関わる
きっかけとしてです。かなり色を意識して遊んでいるのが驚きです。
ちなみに、今回はいつもと違う色合いでいきたいね、という話になり
グレーや渋めに調色した絵の具を用意しました。
スタンプは、スポンジ、段ボール片、ペットボトルのキャップ、紙コップ、でした。

画面全体に広がった作品

女の子は指で描いています

手のひらもスタンプに

汽車を形作っています

どんどん重ねていきます

本人なりのこだわりが見えます

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教室造形

今回は「擦り出し版画」です
擦り出し(フロッタージュ)とは、薄い紙を凹凸のある面に当て、鉛筆やクレヨンなどで
擦り、その模様を浮き上がらせる技法です。
よく葉っぱやコインや壁などを擦って遊びますね。
今回は、ならばその浮き上がらせる凸凹を自分で造れば版画になるじゃん、ということで
考えました。
版は紙版画の要領でつくり、コピー紙を上から重ねて、クレヨンで擦りました。
クレパスだと少し柔らか過ぎてシャープになりにくいので、今回はクレヨンです。
一度刷っても、紙を変えて、違う色にしてみたり、擦り方を変えたりして、一番お気に入りの
物に飾りを付けて出来上がりにしました。
しっかりと浮き上がらせたければ色を暗い色に統一しても良いのですが、それだと色選びの
お楽しみが減ってしまうし、その辺が難しいところですね。
力加減も大事なので5才以下の子どもには少し難しいなとも思いました。

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教室造形

手描きのサンタが可愛いです

ボンボンがたくさん!

緑でなくても素敵です

「クリスマスツリーをつくろう」
今回は、久しぶりに、キッチリとした工作系の活動にしました。
2日に分けています。
1日目は、画用紙をコーン形に丸めて、フェルトをボンドで貼りました。
この作業が、やってみると、結構しんどく、全体に張り込むのには結構時間がかかります。
フェルトの大きさや形は自分で決めて貼ります、下から重ねながら貼るとツリーっぽくなります。
大変なのですが、キッチリやれば、やった分だけ完成度は上がり、美しい仕上がりになります。
「大変だけど、頑張ればその分、良い物ができるね。」って感じです。
2日目は、飾りの日です。
これはもう、自分で考えたり、決めたりできるので、「造形」って感じです。
基本はクリスマスツリーなので、遊ぶにしても限界はありますが、その子らしい
美意識みたいな物は感じられたと思います。
手描きの絵をシールのマジックテープでフェルトに直接付けるやり方は、規制のビーズや
スパンコールの中で、子どもの暖かみが出る、良い部分だったと思います。
やっぱり造形工作は、キッチリしっかりできる部分と、自由にゆるく遊ぶ部分とのバランスが
大事ですね。

かなりキッチリした感じ

造る事自体を楽しんでるね

サンタさんへのお願いも付けちゃった

色々自分で選べたね

ちゃんとオリジナルになってます

フェルトの貼り方で雰囲気が変わりますね