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教室造形

幼児の可愛い力士

動物もかわいいね

お、爪が強そう!

今回は「とんとん相撲」です。
昔からある、二つ折りの力士も良いのですが、もう少し造ることを
遊べないかということで
紙を四角い筒状にしてから、何でも良いから「立つ」物を造って
力士にする事にしました。
基本は、筒に足や手や顔を付けて、トントンやって倒れたり押し出されたら
負けという物なのですが
子ども達(特に男の子)の「負けない為の作戦」は、どんどんエスカレートし
「もはや相撲とかカンケー無いじゃん!置くだけですでに土俵を出てるじゃん!」
て感じになっていきました。
大人がこのルールを与えられたら、絶対にこんな発想にはならないであろう感じが
何とも気持ち良くバカバカしく(子ども達は真剣)、楽しい工作でした。

背が高くてかっこいい

ロボットみたいだね

表情がたまりません

絶対に倒れません、土俵から出るけど

ビジュアルに拘りました

とにかく凄い造形力

さて、ここからがルール無用の力士達。
物凄く気持ちが込められた力作です。
ただ、思ったのですが、単に「立つ物を作ろう」では
こんなに盛り上がって作らないでしょうね。
やはりそこに 立つ+勝つ ということがあるからだと思います。
この +α が造形の設定では大事だったりします。

ポケモンを再現したらしいです

竜宮の使い。 ちゃんと立ちます

エビと魚、これも立ちます

女の子は装飾に力を入れます

装飾の盛り方がすばらしい

足が揺れを吸収する優れもの

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保育園造形 h

力強い筆跡が素敵

どんどん色を重ねます

点もきれいに残るからこそ、こんな遊びになるのです

3さい「絵の具で描こう」
今回は水をあまり混ぜないで、濃いトロトロ絵の具でした。
3さいの子たちは、体力的にも精神的にもずいぶんと力強くなっていて
こんなに濃い固い絵の具でも「グイッ」と筆を動かし、四つ切りの紙
いっぱいに遊んでしまいます。
固目の絵の具の面白い所は、あまり流動的ではないので、筆跡がしっかり
残るのと、混ぜ込んでぐちゃぐちゃ色になっても、また上から描き重ねる
ことができることです。
混ぜたり、描き起こしたり、また混ぜたり
手に付けてスタンプしたり。
固い絵の具ならではの遊びを楽しんでいたようです。
まっすぐ完成に向かうのとは少し違う、描く事(付ける事)自体を遊ぶ
ことが大事な時期です。
周りの大人も、子どもの「した事」自体を認めて、褒めてあげるのが
素敵な関わり方です。

吹き出す様なパワー

幾重にも色が重なります

がっつり遊べましたね

曲がってる感じを捉えました

ラッパの部分から音が出てます

白い丸はストラップ部分です

4さい「見て描く サックス」
担任の先生が学生時代にやっていたサックスを持って来てもらいました。
描く前に先生に少し音を出してもらったり、子ども達も首から下げさせて
もらったりしました。
瓶に、トロトロくらいの絵の具を用意し、1セット4人ずつで使いました
色は、サックスに使いそうな、オレンジ、黄、茶、白や、実際には無いけど
それ以外に、絵を支える色(描く事を楽しむ為の色)ピンク、水色、黄緑、です。
4さいには少し難しいモチーフでしたが、子ども達の前向きな気持ちと
自由な筆使いで、それこそ、ジャズを聞く様な、とっても素敵な時間になりました。
「いや〜、大人でも描けって言われたら困っちゃうよね〜。」と先生達と感心してしまいました。
許されるなら、持って帰って家に飾りたくなりました。

楽しそうな画面ですね

ジャジーだな〜!

勢い良く鳴ってます

ピアノから描きました

もはやコンサート!

形を捉えつつも色で遊ぶ

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保育園造形 b

パノラマの様に大きな紙に

巻物みたいですね。

お話がどんどん広がりました

5さい「多素材同時で描こう」
いつもは、クレパスで描いてから絵の具だよーと大人が素材を使う
順番を決めていますが
今回は、絵の具もクレパスも最初から使って良いし、貼りたい素材も
いつ選んでも、何を選んでもいいよ、というふうにしました。
自分で決めて自分で選んで自分で完成させる。それが今回のテーマであり
3さいからの3年間の集大成のテーマです。
様々な絵ができあがりましたが、お話を聞くと嬉しそうに話してくれて
おかしくて一緒に笑ったり、へ〜と感心したり、なるほどと納得させら
れたり、とても良い時間を過ごさせてもらいました。
何を描くか、じっくりと考えてから取りかかる子もいれば、とりあえず
お気に入りの素材を選んで、そこから発想して描く子もいたりします。
途中で紙を継ぎ足せる事を伝えると、どんどん絵が長くなる子もいました。
薄い絵の具も、ここまでデリケートに使えるなんて、凄いことですね。
3年かけて、素材と道具と、しっかりお友だちになれたようです。

恐竜の親子らしいです

上下左右に広げる子も

音が聞こえてきそう

大きな鬼と雷と

お絵描きがメインになりました

こういう使い方もあります

かわいらしい線の絵です

象さんが水を飲みに来ました

お魚の勢いを感じます

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保育園造形 i

色混ぜ遊びも楽しいね

絵の具を画用紙に乗せている感じ

虹が描きたくなる絵の具だね

4さい「色画用紙に絵の具遊び」
この活動は絵の具遊びのちょっと変化ヴァージョンですね
いつもとは違う色合いと発色で、絵の具遊びも新鮮な遊びになります
色と形がパッと目の前に表れるのでぐちゃぐちゃ遊びよりも点や線で
遊ぶ子が多かったように思います。
導入では、あえて普通の赤や青の絵の具を用意しておいて
「ピカピカになるよ〜」と目の前で白を混ぜていってあげました。
色画用紙に絵の具をつけて、筆を離した瞬間に「わ〜!」「お〜!」と
なればもうこっちのもの。
後は子ども達がそれぞれの興味で遊んでくれました。
今回はパステルカラーの絵の具がより際立つように黒と紺の画用紙に限定
しましたが、赤や深緑などの画用紙でもきれいです。

重ねずに散らばせたい

線と形を気にしてます

混ぜても色を残しています

パッと光ってるみたい

魔法の世界みたい

乙女心を刺激します

筆の使い方が多彩ですね

花火のイメージ

使いたくなる色たち

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教室造形

こんな表現もあります

離れてるけど分かる!

構造をよく観察してます

今回は「シクラメン」です。
墨と細筆で形を描き、クレパスで色を塗りました。
シクラメンはモチーフとしては、なかなか気に入っております。
一見難しそうだけど、よく仕組みを観察すると描きやすく、なおかつ、細かい
模様や色混ぜなども工夫できるところが良いのです。
導入のお話としては、葉っぱがハート形をしていいることや、よく見ると
花はひっくり返っている事などを伝えました。
鉢、葉っぱ、茎と花の3部分に分けて考えると分かりやすく、画面の真ん中に
葉っぱを先に描くとバランスが取りやすいです。
出来上がった作品を見ると、やはり色々な解釈の形が出て来て面白いですね。
とくに幼児さんは、そうとらえるか!と感心してしまいます。
墨の太い線とクレパスのはっきりした色の組み合わせも気持ちいいですね。

一つの形を追いました

葉っぱの密集した感じが出ています

一つの葉に一つの花を繋いでいます

色が綺麗な絵です

上に伸びているイメージですね

大人っぽい綺麗なシクラメン

生きている様な感じ

背景の黄色が花のピンクを引立てます

とても良く観察しています

こんなに繋げました

こんなに繋げました2

陰や背景の演出が素敵です