3さい「クレパスと絵の具でお絵描き」
様々な経験を積み、選択肢が広がることは、より自由度が広がるということです。
お絵かきに関しても同じで、自在に描くためには選択肢をたくさん持っている必要があります。
素材を自分なりに遊びこんで、その素材と「お友だち」になるということが
後々、こんなことをしてみたいという思いになった時に、その経験が支えになってくれるのです。
クレパスの特性、絵の具の特性、それらが合わさったときの現象
子どもたちは「楽しい遊び」を通して心に蓄えていきます。
3さい(年少)の造形はそういうことが、ねらいにあります。
新しく出会った現象や発見に、目を輝かせながらどんどんん吸収していく様子は
みていると嬉しくてドキドキしてしまいます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4さい「フルーツを描こう」
フルーツいろいろ
モチーフを見ながら描いてみようという挑戦です。
季節的にも旬で、綺麗で、身近で、捉えやすい形のものとして「フルーツ」にしました。
クレパスは優しく塗ると優しいくて柔らかい感じが表せるし
強く塗ると固くてツヤツヤした感じに表せます。
画材は、ただ何も考えず感じずに使うとそれまでですが
意識して「かたくなれ」とか「やわらかくなれ」と使うと本当に自分の気持ちに寄り添った
表現を画面に表してくれるのです。そういうことが絵を描く楽しみの一つにあることを
知って欲しいのです。楽しみの中の奥深さに気がつくと、もっと工夫したくなりますよね。