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教室造形

今回は「クルクルダンスちゃん」です
写真ではちょっと分かりにくいと思いますが、土台をトントンたたいて
振動させると、上の人形がクルクルと回る仕組みのおもちゃです。
ポイントは筒の下部に入った切り込みです。
切り込みを斜めに入れることによって、猫じゃらしのような
バネの役割をして、回るというわけです。
思いついたのはもう6、7年前になり、ずーっと構想として温めていたものでした。
タイミングや、活動にするまでの完成度の問題などから見送っていて
今回やっと出せた感じです。
結果は、、、ん〜、クルクル回るのはかわいいのですが、子どもには少し地味な
印象があるのと、伝え方が難しかった印象が残りました。
紙に斜めに切れ目を入れていくというコントロールは意外と難しいのです。
あと、回す為の土台が肝心で、特に広さは大事だなーと思いました。
研究はつづくのです。

ここから下は、しばらくして他の教室でリベンジしたものです。
「クルクルダンスちゃん改」です。
筒の大きさを八つ切り半から八つ切り1/4にして
土台を広い箱にしました。
切り込みの入れ方も、前回は筒にしてから切っていましたが、今回は広げた
状態の角から切り込みを入れることによって角度の目安を分かりやすくしました。
前回よりは細かくよく回ったと思います。
こうやって研究と改良をくりかえし活動の精度をあげていくのが造形講師の
マニアックな楽しみでもあります。
クルクルが如何に回りやすくなるかを考えるだけでご飯3杯はいける気がします。

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保育園造形 i

ギターと先生。かっこいいね

顔のパーツは後回しにします

周りは好きに飾ります

5さい「ギターを弾いている人物」
担任の先生がギターが弾けるということで、モデルになってもらいました。
先生の伴奏でみんなで歌い、気分が盛り上がったところで、先生に
ギターの形やパーツのお話をしてもらいました。
子どもたちにも一人ずつジャラ〜ンと弾かせてあげて、音がどこからでるのかな?
とか、このネジなんだろう?といったお話です。
一通りお話がすんだら絵の具のお話です。
今回は、一人1本の筆をもらい、洗いながら使う方式にしました。
紙は四つ切り画用紙を横に2枚つなげています。
難しいのは、ギターを持っているので一回体が見えなくなるところ。
上半身と下半身が繋がるように予測しながら描かないといけません。
それと、腕の動き、特に弦を押さえる左腕は難しいと思います。
5さいさんのこの時期の、気力体力の満ち満ちた力強さが表れていると思います。
これだけ描けるということは、これだけ描くことのできる「生きる力」が育まれている
ということです。
そのことを作品や活動から考えることが大切なのですね。

ブルースだね〜

笑顔でチューニング

歌ってます、ららーららー

おっきい帽子がかわいいね

椅子に座っている感じを描きましたね

最後まで描き切りました

さわやかなシンガーだね

大きな画面を全部塗り切りました

チェックのシャツがいいね

楽しい雰囲気がでてるね

腕の回し方が難しいよね

充実した画面ですね。素晴らしい!