こどもの日に向けて園では、こいのぼりをつくる活動をしますね。
世界にただ一つのこいのぼりが青い空に泳ぐ姿は
子どもたちの心に素敵な印象を残してくれるのではないでしょうか。
今回は私の講師として「保育園でのこいのぼりつくり」についてのお話しです。
まず、手順ですが、始めに子どもたち1人ひとりが
「こんなこいのぼりをつくりたいな」「お空に泳がせたいな」という
ものを小さな紙にデザインしてみます。
世界にただ一つのこいのぼりが青い空に泳ぐ姿は
子どもたちの心に素敵な印象を残してくれるのではないでしょうか。
今回は私の講師として「保育園でのこいのぼりつくり」についてのお話しです。
まず、手順ですが、始めに子どもたち1人ひとりが
「こんなこいのぼりをつくりたいな」「お空に泳がせたいな」という
ものを小さな紙にデザインしてみます。
次に、それらのデザイン画をしばらくクラスに掲示しておいて
クラスのみんなで、どのこいのぼりにしようか話し合います。
基本的に担任の先生は司会のような感じで、子どもたちの意見を
引き出したり、まとめたりするのが役目です。
みんなでつくるデザインが決定したら
大きな紙や不織布(こいのぼり用が売ってたりもします)でつくります。
クラスで一匹の大きなものにするなら裏表で2つのデザインが
選ばれたりしますし、画材も展示場所によって雨に強いものなどが
選ばれたりします。
あとはみんなで手分けをしたり、場所を決めたりして制作していきます。
この時デザイン画を選ばれた子は、みんなの指揮をとったり、みんなに
頼られたりすることもあります。
クラスのみんなで、どのこいのぼりにしようか話し合います。
基本的に担任の先生は司会のような感じで、子どもたちの意見を
引き出したり、まとめたりするのが役目です。
みんなでつくるデザインが決定したら
大きな紙や不織布(こいのぼり用が売ってたりもします)でつくります。
クラスで一匹の大きなものにするなら裏表で2つのデザインが
選ばれたりしますし、画材も展示場所によって雨に強いものなどが
選ばれたりします。
あとはみんなで手分けをしたり、場所を決めたりして制作していきます。
この時デザイン画を選ばれた子は、みんなの指揮をとったり、みんなに
頼られたりすることもあります。
そうして出来上がったら、先生が裏表を縫ったり、紐を取り付けたりして
完成します。
園庭に飾ったり、公共の場に飾ったり、クラスに飾ったり、園によって飾り方は
様々ですが、子どもたちが自分たちで決めて自分たちでつくった世界唯一の
こいのぼりはとても誇らしげに飾られます。
私がこの活動を毎年取り入れている理由は、この活動の大事な部分は
「みんなで話し合って決める体験」だと思っているからです。
この話し合いは5さいさんならではの「できること」だと思いますし
4月になって初めてのクラスの共同制作というタイミングもあって
これから一年間クラスをつくっていく先生にとっても大事な体験に
なるのだと思っています。
話し合いの結末は色々な落としどころがあってもいいのです。
デザインの頭部と他の子のデザインのシッポ部分とを合体させちゃおう!とか
みんなで細かく部分を分けて塗っていこうとか。
大事なのは子どもたちが自分たちで自主的に決めるという体験をすることです。
先生が単に子どもに提案して、子どもがそれに従うのはスムーズに物事が
運ぶかもしれませんが、それでは子どもが主体的に物事に取り組む喜びや姿勢が
育ちません。
こいのぼりをつくることが目的なのではなく、こいのぼりつくりを通して「何か」を
伝えることが目的なのです。
こいのぼりの完成は きっかけ に過ぎません。
保育における造形活動は、そこのところが分かっているかいないかによって
大きく勘違いしたものになってしまう怖さがあります。
子どもの育ちに寄り添い、後押しするすることが「造形の意味」なんです。
完成します。
園庭に飾ったり、公共の場に飾ったり、クラスに飾ったり、園によって飾り方は
様々ですが、子どもたちが自分たちで決めて自分たちでつくった世界唯一の
こいのぼりはとても誇らしげに飾られます。
私がこの活動を毎年取り入れている理由は、この活動の大事な部分は
「みんなで話し合って決める体験」だと思っているからです。
この話し合いは5さいさんならではの「できること」だと思いますし
4月になって初めてのクラスの共同制作というタイミングもあって
これから一年間クラスをつくっていく先生にとっても大事な体験に
なるのだと思っています。
話し合いの結末は色々な落としどころがあってもいいのです。
デザインの頭部と他の子のデザインのシッポ部分とを合体させちゃおう!とか
みんなで細かく部分を分けて塗っていこうとか。
大事なのは子どもたちが自分たちで自主的に決めるという体験をすることです。
先生が単に子どもに提案して、子どもがそれに従うのはスムーズに物事が
運ぶかもしれませんが、それでは子どもが主体的に物事に取り組む喜びや姿勢が
育ちません。
こいのぼりをつくることが目的なのではなく、こいのぼりつくりを通して「何か」を
伝えることが目的なのです。
こいのぼりの完成は きっかけ に過ぎません。
保育における造形活動は、そこのところが分かっているかいないかによって
大きく勘違いしたものになってしまう怖さがあります。
子どもの育ちに寄り添い、後押しするすることが「造形の意味」なんです。