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教室造形

いろんな形を貼ったね

飾り素材としてちぎり折り紙も出しました

巨大合体ロボだぞ!

「新聞紙の構成遊び」
新聞紙をびりびりと破って、それを貼って絵をつくります。
ハサミは使わずに、指で破きます。上手に思った通りの形に
ならないところが「何にしよーかなー」と考える楽しみになります。
新聞には「紙の目」があって
縦向きにさくとまっすぐにさけて、横方向にさこうとすると
紙の目に引っ張られて斜めに破けたりしますよ、と
そんなお話もしました。
新聞紙構成は、作品を作る過程の素材との関わり自体が楽しいのが
いいところだと思います。
新聞紙を貼った時にパッと形が見えるように色画用紙にしました。
あと今回は絵の具ではなく
クレパスの「倒し塗り」で周りの飾りをしてもらいました。
倒し塗りとはみんなの個人用クレパスとは別に、余ったクレパスや
使いかけのクレパスを集めて共有のクレパスとしまして、
そのクレパスの側面を画面に押し当てて動かす塗り方です。
絵の具のようにフワフワと気持ち良く色が付けられるのでお勧めです。
園などでは、忙しくて絵の具が準備できない時などに、おすすめしている技法です。
破いてから考える子、なんとか自分の思い通りに破いて形を造る子
新聞の写真に目を付けてコラージュのように扱う子
一つの素材から一人ひとりの思いつく扱い方、発想は本当に多様です。
感心してしまいます。

宝石の写真を活かしました

はみ出るほどに貼っています

川の流れるストーリーがあります

形を合わせて上手く絵にしましたね

形の面白さが出ています

恐竜?お家を壊しちゃう!

小学生は上手く操りますね

カジキができました、すごい!

綺麗な景色になりましたね

色と形がちりばめられています

タワーが色々と繋がっています

宇宙の戦いが始まりました

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教室造形

装飾の様な虹の絵

虹、結晶、星、繋がるイメージ

虹の上の世界のお話

今回は「虹をきっかけにお絵描きしよう」です
お絵描きというものは基本的にその人が描きたい物を描く物です。
しかし、自分の描きたい物意外の物にチャレンジしてみることで
自分の表現を広げるきっかけになるかもしれません。
何か新しい事や面白い事を経験したいと思い、教室に通ってくれている
訳ですから、その「きっかけ」を考えることが講師の仕事といえます。
絵画活動のきっかけとしては、構成遊びのような何らかの素材を貼る事を
発想のきっかけにするというのが多いのですが、
最近、私は、その子自身の描いた物がきっかけになるような活動ができないだろうか
というのをテーマにしております。
とはいうものの、単に「お題」を考えるのではなくて、絵を描く画用紙とは
別に、きっかけとなる物の絵を描いて、それを貼るという、構成的な
要素も含みつつという感じが、「考える」という行為に面白みを与えるのでは
ないかな、といった感じで考えております。
前には「山」をきっかけに、というのもやってみました(2014.2.4参照)
そんなこんなで、今回は「虹」を別紙に描いて、画用紙に貼って絵を描いています。
虹からどんな発想が出てくるのか、子ども達はどう考えるのか。
虹のある風景、虹から繋がるイメージ、虹自体を主役に。様々です。
今度はどんなきっかけを考えましょうかねー。

立体になってしまいました!

虹はトンネルと繋がります

お空いっぱいの虹

虹色の雨が素敵な発想です

虹の見守る世界

色合いがいいですねー

不思議な世界観、ロケットも!

川の流れる風景、虹の山もありますね

6月の空に広がるイメージが表れていますね

雲の上の世界、ファンタジックなイメージ

虹に繋がる階段、架け橋ですね

宝石のような雨が降っています

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教室造形

花を塊で捉えています

小さい花が繋がっているイメージ

可愛く装飾しちゃうすごさ

今回は「紫陽花を描こう」です。
季節的には少し早いのですが、お花屋さんに並んでいて
綺麗な薄いピンクが良さそうだったので活動にしました。
今回チャレンジしたのが、導入で見本を描かないことでした。
いつもは見て描く活動のときは大抵、導入で描いてみせます。
それは、こうゆうふうに描きなさいという意味ではなく
描くのが不安な子の為に、一回描いてみせて安心して
活動に入ってもらうためです。
ですが今回の紫陽花は、本当に人それぞれに大事にしたいところや
強調したいところの捉え方が異なるモチーフで、描いてみせて
しまったら、表現がかたよる様な気がしたのです。
花の捉え方にしても、一つひとつ描く子もいれば、塊として描く子も
います。
なので、今回は見本を見せず、みんなで実物のお花や葉っぱや茎などを
観察し、気がついた事を発言してもらうようにしました。
何が付いているか、それはどう付いているのか、そういう事をみんなで
話し合いました。
できあがった絵は、その子の気になったところや、捉え方がよくでている
物になったと思います。
見て描くのにも「ねらい」があります。
今回のねらいは、自分なりに捉えて表すということですね。

一つの花の塊を誠実に描きました

花が集まっている様子が分かります

大きくしっかりと描きましたね

小さい花をいっぱい描きました

茎の模様がすごいです

雰囲気をよく捉えていますね

紫陽花の特徴から逃げずに表してくれました

細かい!良い絵です

年中さん、画面いっぱいに描きましたね

自宅の教室では、薔薇があったので、小学生の女の子たちの
希望で描いていました。
クレパスで難しい花を上手く表すなーと感心します。
見て描くって基本的に楽しいですね。
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教室造形

筍をよく観察しています

クレパスでしっかり塗り込みました

描きたいことがたくさんあるみたい

今回は「春の野菜を見て描こう」です。
スーパーに行くと、山菜や筍など春らしい野菜が並んでいたので
小さい物を手元でじっくり観察して描く活動をしたいと思いました。
色や形の様々な野菜を7種類用意。
描く紙サイズを野菜に合わせて小さくしました。
ちなみに野菜は、筍、こごみ、パプリカ、ラディッシュ、小ナス、オクラ、茗荷です。
幼稚園生は大きな紙にクレパス。
小学生は鉛筆と色鉛筆やクーピーで細かく描ける様にしました。
教室によっては、描いた絵を色画用紙の台紙にレイアウトして貼る
ようにしました。
ダイナミックな活動も良いのですが、たまにはじっくりと手元を見て
こだわってみるという体験も良いですね。

小学生は、観察して気が付いたことを
自分なりの表し方でチャレンジしてくれました。
同じ物を観察しても、特徴のとらえ方、理解の仕方、絵としての
処理の仕方など、本当にいろいろありますね。

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教室造形

絵の具、割り箸、折り紙で

色合いが素敵

女の子らしいこだわりと遊び

「濃い絵の具で遊ぼう」
小学生などは、ともすると、上手にいろんなことができるようになり
自分のできることの狭い世界に凝り固まってしまいがちです。
もう一度、自らの「遊び心」を確かめさせるために、一年に一回くらいは
こういう活動をやらせたくなります。
濃いめに溶いた絵の具を使って画面にお絵描きするのですが、ただお絵描きしても
上手にできあがるだけなので、重ね描きしたり、折り紙を貼ったり、割り箸でひっかいたり
濃い絵の具でできる遊びや現象をもう一度確かめるような活動です。
初めのうちは
「何してるかわかんない」「これは適当にやってるの」「芸術みたい」 
と戸惑ったり、いわゆる上手じゃない画面に言い訳するような発言が
聞かれたりしていましたが、絵の具に心をゆだね、画面が色で埋まっていくと
段々と無言になり、見栄や、羞恥心を超えた楽しみを見いだしているようでした。
高学年の子たちは、遊びも試し取り入れつつも、最終的には、画面が素敵に
見えるようにコントロールもしています。
ん〜すばらしい。

失敗しても重ねてどんどん描けます

隙間に見える赤が効いてます

好きな絵にしながらもお花は工夫しました

色の実験を楽しんでます

画面を意識しながらも深く遊んでいます。すごいバランス感覚です。

線と面とがいいリズムです

色を重ねたり削ったり

画面を隅々まで使っています

力強い絵肌ですね

春を描きながら工夫も見られます

中途半端じゃあ終われません

試しながらも整理された作品