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保育園造形 h

力強い筆跡が素敵

どんどん色を重ねます

点もきれいに残るからこそ、こんな遊びになるのです

3さい「絵の具で描こう」
今回は水をあまり混ぜないで、濃いトロトロ絵の具でした。
3さいの子たちは、体力的にも精神的にもずいぶんと力強くなっていて
こんなに濃い固い絵の具でも「グイッ」と筆を動かし、四つ切りの紙
いっぱいに遊んでしまいます。
固目の絵の具の面白い所は、あまり流動的ではないので、筆跡がしっかり
残るのと、混ぜ込んでぐちゃぐちゃ色になっても、また上から描き重ねる
ことができることです。
混ぜたり、描き起こしたり、また混ぜたり
手に付けてスタンプしたり。
固い絵の具ならではの遊びを楽しんでいたようです。
まっすぐ完成に向かうのとは少し違う、描く事(付ける事)自体を遊ぶ
ことが大事な時期です。
周りの大人も、子どもの「した事」自体を認めて、褒めてあげるのが
素敵な関わり方です。

吹き出す様なパワー

幾重にも色が重なります

がっつり遊べましたね

曲がってる感じを捉えました

ラッパの部分から音が出てます

白い丸はストラップ部分です

4さい「見て描く サックス」
担任の先生が学生時代にやっていたサックスを持って来てもらいました。
描く前に先生に少し音を出してもらったり、子ども達も首から下げさせて
もらったりしました。
瓶に、トロトロくらいの絵の具を用意し、1セット4人ずつで使いました
色は、サックスに使いそうな、オレンジ、黄、茶、白や、実際には無いけど
それ以外に、絵を支える色(描く事を楽しむ為の色)ピンク、水色、黄緑、です。
4さいには少し難しいモチーフでしたが、子ども達の前向きな気持ちと
自由な筆使いで、それこそ、ジャズを聞く様な、とっても素敵な時間になりました。
「いや〜、大人でも描けって言われたら困っちゃうよね〜。」と先生達と感心してしまいました。
許されるなら、持って帰って家に飾りたくなりました。

楽しそうな画面ですね

ジャジーだな〜!

勢い良く鳴ってます

ピアノから描きました

もはやコンサート!

形を捉えつつも色で遊ぶ

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保育園造形 b

パノラマの様に大きな紙に

巻物みたいですね。

お話がどんどん広がりました

5さい「多素材同時で描こう」
いつもは、クレパスで描いてから絵の具だよーと大人が素材を使う
順番を決めていますが
今回は、絵の具もクレパスも最初から使って良いし、貼りたい素材も
いつ選んでも、何を選んでもいいよ、というふうにしました。
自分で決めて自分で選んで自分で完成させる。それが今回のテーマであり
3さいからの3年間の集大成のテーマです。
様々な絵ができあがりましたが、お話を聞くと嬉しそうに話してくれて
おかしくて一緒に笑ったり、へ〜と感心したり、なるほどと納得させら
れたり、とても良い時間を過ごさせてもらいました。
何を描くか、じっくりと考えてから取りかかる子もいれば、とりあえず
お気に入りの素材を選んで、そこから発想して描く子もいたりします。
途中で紙を継ぎ足せる事を伝えると、どんどん絵が長くなる子もいました。
薄い絵の具も、ここまでデリケートに使えるなんて、凄いことですね。
3年かけて、素材と道具と、しっかりお友だちになれたようです。

恐竜の親子らしいです

上下左右に広げる子も

音が聞こえてきそう

大きな鬼と雷と

お絵描きがメインになりました

こういう使い方もあります

かわいらしい線の絵です

象さんが水を飲みに来ました

お魚の勢いを感じます

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保育園造形 i

色混ぜ遊びも楽しいね

絵の具を画用紙に乗せている感じ

虹が描きたくなる絵の具だね

4さい「色画用紙に絵の具遊び」
この活動は絵の具遊びのちょっと変化ヴァージョンですね
いつもとは違う色合いと発色で、絵の具遊びも新鮮な遊びになります
色と形がパッと目の前に表れるのでぐちゃぐちゃ遊びよりも点や線で
遊ぶ子が多かったように思います。
導入では、あえて普通の赤や青の絵の具を用意しておいて
「ピカピカになるよ〜」と目の前で白を混ぜていってあげました。
色画用紙に絵の具をつけて、筆を離した瞬間に「わ〜!」「お〜!」と
なればもうこっちのもの。
後は子ども達がそれぞれの興味で遊んでくれました。
今回はパステルカラーの絵の具がより際立つように黒と紺の画用紙に限定
しましたが、赤や深緑などの画用紙でもきれいです。

重ねずに散らばせたい

線と形を気にしてます

混ぜても色を残しています

パッと光ってるみたい

魔法の世界みたい

乙女心を刺激します

筆の使い方が多彩ですね

花火のイメージ

使いたくなる色たち

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保育園造形 m

5さい「クリスマスカード作り」
ポップアップカードの仕掛けを使ってクリスマスツリーのカードを
作りました。
今回苦労したのは、ツリーの形です。
こちらとしては、どんな形でも、ヘンテコでも「いいねー!」なんですけど
子ども達にしてみれば、「こういう形がいい!」「こうじゃなきゃダメだ!」
という思いがあり、なかなかその理想の形、作りたい形と子ども自身の手の技
だったり、作り出す力の折り合いが上手く行かず、悩み出す子が続出してしまいました。
なんとか、一人一人の話を聞きながら、その子の「したい事」と「できる事」の
中で落としどころを考えて、提案したり、挑戦させながら、すすめる事が
できましたが、色々と考えさせられる時間となりました。
ちなみに、ツリーの形作りを越えれば、ほとんどの子は飾りを楽しむ事ができました。
凝り固まった心に、形を生み出す喜びを伝えるのは、本当に難しいことです。

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保育園造形 b

テープがトンボの体に見えました

画面左下の塗り込みの凄さ

好きな色を選ぶのも楽しいです

3さい「ビニールテープとシールで遊ぶ」
ビニールテープをビーっと伸ばすのが楽しい
それをチョキンと切るのが楽しい
それを白い紙に貼ると、目の前に鮮やかな直線ができるのが楽しい
違う色もやってみたくなる
テープが画面に増えてくると、色や形のリズムが楽しい
それが何かに見えてくる発見が楽しい
テープどうしが重なると厚みが出たり、色が透けて見えるのも発見
シールを貼るとまた違うリズムが生まれる
また、何かに見えてくる、気になってくる
クレパスも付けてみる
絵を描いてみる、色を塗ってみる
「あー楽しかった」
「おかわり、ちょーだい」
最後に先生に褒めてもらうのも嬉しい。
そんな感じの活動です。
作品を完成に向かわせるだけが楽しみではないようです。
今回は八つ切り画用紙から始めて、希望した子には、その半分の
画用紙を繋げてあげました。

できた作品を切り刻んで再構成

テープ以外を切り取る子

床まで作品の一部に!

じっくり長く集中してました

紙を繋げる子もいました

スタンプも色々な動かし方があります

4さい「スタンプ遊び」
一つ画面にスタンプすると真っ白だった画面に変化が起こります。
画面の変化に心が動き、次はどこに何をしようかなーと
遊んでいきます。
4さいは、スタンプをただデタラメにボンボン押すのではなく
画面と道具と自分との間で、考えたり、思いついたり、感じたりしながら
かなり意識的にやり取りをしながら進めていきます。
並べる、繋げる、散らす、繰り返す、重ねる、形にする
色と形のリズムを感じながらする場合もあれば、その子なりの
法則を決めたりする場合もあります。
今回は折り紙を後出しして絵の具のところに貼る遊びもしました。
作品の完成度を上げるということではなく、長く一枚に関わる
きっかけとしてです。かなり色を意識して遊んでいるのが驚きです。
ちなみに、今回はいつもと違う色合いでいきたいね、という話になり
グレーや渋めに調色した絵の具を用意しました。
スタンプは、スポンジ、段ボール片、ペットボトルのキャップ、紙コップ、でした。

画面全体に広がった作品

女の子は指で描いています

手のひらもスタンプに

汽車を形作っています

どんどん重ねていきます

本人なりのこだわりが見えます