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作品展の準備いろいろ

 

幼稚園・保育園「作品展の準備いろいろ」

2月は作品展の季節です。

関わっている幼稚園や保育園もいろいろな準備をしています。

特に作品展に向けての活動は「共同制作」がメインになります。

 

共同制作は、みんなで協力してつくる過程を楽しむ活動です。

意見を出し合って話し合いをしたり、お互いに支えあったりする

体験そのものが目的といえますね。

 

立派な作品でなくても、作品から子どもの表情や、作っている時の

楽しい雰囲気が伝わってくるようなものが出来上がれば

成功と言えるのではないでしょうか。

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担任の先生を描こう

「担任の先生を描こう」

5さい(年長)では、毎年人物を大きく絵の具で描くことに挑戦しています。

担任の先生に、いつもと違う格好をしてもらって、モデルさんになってもらうのです。


毎年、様々なアイディアで先生達が良い格好を考えてくれますが

今年も楽しい活動になったので紹介します。


今年は、計5クラスで行ったので、ここではまとめてお見せしようと思います。


それぞれいつもと違う雰囲気の先生にドキドキしながら子ども達が一生懸命に描きました。

普段人物、ましてや女性など描かない男の子も頑張っています。

絵の具と筆の扱いもとても上手です。

ぜひご覧ください。


紙の大きさは、四つ切り画用紙を2枚つなげた大きさです。

描ききれなくて紙をつなげた子もいましたよ。
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タワー&ブリッジ

年長グループ制作「タワー&ブリッジ」

お友だちとの関係の中で、つくることを楽しめるようにした活動です。

まず、土台(今回はダンボール)に各々が画用紙でつくったタワーを好きな場所に立てます。

そこからどんな風につくろうかなという活動です。

今回は、初めは細長く切った紙を出して、繋いだり、階段や道などを作れるようにして、途中から

色画用紙や小さめの紙を出して、好きなものをどんどんつくれるようにしました。

各グループ毎に、そのグループの色が出て、見ていて楽しい活動でした。

初めから話し合って世界をつくっていくグループもいれば

ほぼ個人の制作に夢中になるグループもあります。

それでもお互いに認め合ったり、影響し合ったりしながらつくるのは楽しくて

1時間半から2時間ぐらいやってもまだつくり足りないようでした。

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クレパス絵の具、木端オブジェ

3さい「クレパスと絵の具で描こう」

造形の楽しみは作品を完成させるだけではなく、制作の過程にこそ楽しみや大事な要素があります。

クレパスで描いたところに絵の具をつけると、弾いたり、色の組み合わせがきれいだったり

また絵の具同士でも、色が混ざり合っていく面白さに惹かれたりします。

絵の具は、自分がしたこと以外が画面の中で起こるのが魅力で、変化して行く色の様子に刺激されなが

ら、描いている子の心も変化していき、その中で、発見や興味が生まれていきます。

夢中になって描いているうちに、画面の色は、混ざり合って濁ったような色にもなりますが

それこそ、たくさん遊んだ「美しい色」と言えます。

ちなみに、この子たちは絵の具に少し慣れているので、塗り分けて出来上がりを意識した塗り方を

している子もいます。楽しみ方が広いのも、絵の具の良いところですね。

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5さい「木端でオブジェをつくろう」

いろんな形の木端をボンドでつけて立体の制作をしました。

土台は15センチ角のベニヤ板です。

見ていて面白かったのは、初めはみんな「ビルをつくる」とか「ロケットをつくる」とか

つくりたいもののイメージがあるのですが、木端がランダムな形なのもあって

イメージ通りの材料が揃わないとわかると、そこからは、素材の形に心を寄せていって

この形ならどこにつけようかなー、と一個一個考えながら組み立てて行く姿でした。

私は、自分の考え通りに計画を立てて実行するのも大切な能力だと思いますが、逆に環境に合わせて

臨機応変に楽しむ能力も大切だと思っています。

そこが造形の面白さで、そこに気がつくと、絵でも立体でもずーっとつくり続けられる人になります。

人の設定したゴールにたどり着く喜びも、自分でゴールを決める喜びも両方知ってもらいたいのです。

★もう一つ今回面白かったこと

完成した作品が嬉しかったのか、自由帳を持ってきて、その作品をスケッチする子がいました!

心が動くと、その余力で素敵な可能性が生まれます。

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園長先生、ミシン、調理器具

年長「園長先生を描こう」

お寺の幼稚園なのでお坊さんの園長先生です。

袈裟姿は子どもたちには新鮮らしくて、不思議な色の布地や

細かい鳳凰の刺繍や飾りの刺繍を見て驚いているようでした。

描くのは、とっても難しそうですが、果敢にチャレンジしてくれました。

上手下手という物差しではなく、自分なりに解釈したり考えて表現することが大切だし

さらに、お友だち同士で、お互いの表現を認め合うことができれば最高です。

足元から描き始める子もいましたし、あえて後ろに回り込んで描く子もいました。

それにしても周りを飾る薄い絵の具の扱いが良いですねー!美しすぎます。

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年中「モチーフを見て描こう」

年中さんも「見て描く」に挑戦しました。

お題のモチーフは各クラスの先生方に考えてもらいました。

クラス①は「ミシン」 発表会の衣装作りの真っ最中なので、こうやって作ってるんだよ

という気持ちでモチーフを決めたそうです。

クラス②は「調理器具」 発表会の劇でぐりとぐらをやるそうで、劇中にカステラを作る鍋が出てくる

ということで、子どもの身近にある調理器具にしたそうです。

先生にとっても、子どもにとっても、チャレンジな活動ですね。

どちらも、先生と子どもたちの信頼関係によって生み出された作品なのではないでしょうか。