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教室造形

幼児「人物に挑戦」
人物というものを、どう形にさせようか問題は
かなり、いろいろありまして、考え方も、指導方法も、先人の先生方の
研究なども様々あったりします。
今回の私のねらいは、いかにシンプルなきっかけで、人物を人物の形に
描けるようにするか、ということでした。
いろいろと考えた結果、腰さえ決まれば人の形にしやすいかな
と考えて、今回は、色画用紙でベルトをつくり、それを画用紙中央に
貼るところから描いてもらうことにしました。
この「いろいろと考え」の中には本当にいろいろあるので
この場で全て描くと、すごく長い説明になってしまうので
省きます。
いわゆる、大人の希望の絵にならずに、その子らしく、かつ
人物になるように、というのが理想ですかね。
さらに、そこに、その子なりの理由が付いてきて、表情や動きの
豊かな人物が画面に表せるようになればもっと理想です。

そして、小学生クラスは、一歩進んで
「何かをしている人たち」です。
動きのある人物にチャレンジしてもらいたかったということです。
普段はどうしても記号的に棒立ち人間が多いので、これも何とか
ならないかなー、と思いました。
表現の豊かさの有無は、やっぱり、描く理由や興味がその子の中から生まれたものか
どうかに尽きると思います。
虫が好きで描く子の絵と、友達が描いているから虫を描こうという子の絵は、やっぱり違います。
小学生は特にその辺のことは器用に合わせられたりするので、余計に難しいところです。
私自身の課題でもあります。

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