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保育園造形 b

手を伸ばさなきゃ

夜と孤独な自転車が妙に合います

人がちゃんと乗っています

5さい「見て描く〜自転車を描こう〜」
クレパスと絵の具で自転車を見ながら描きました
ちょうど子ども達も自分の自転車に乗り始めた子が多く
自転車には興味津々でした。
こういう複雑な形の物は、一見描くのが難しそうに思えますが
部品1つひとつを足し算のように描いて行くと自然と形が組み上がり
描けてしまいます。
なので導入としては、部品の名前や役割をクイズ形式にしたりして
子どもに気がついてもらう様なお話にしました。
クレパスは子どもが使い慣れた画材ですので、自転車を描いた後も
イメージを広げたり、乗る人を描いたりが遊びの延長としてなりたちます。
描き始めのポイントとしてはベースとなる大きな部品から描くことです。
今回の場合は車輪の大きな2つの円です。
描きながらその子なりに必死に考え形を繋ぐ姿は見ていてドキドキします。
歪んでたってズレていたって、細かいことは気にしない強さも大切です。
人を描いた子は自転車に合わせて手や足をグイッと伸します。
道路を自転車の向こう側に無理矢理回り込ませます。
子どもなりに考えて表した物がすべて表現です。

かっこいい!

その子なりに考えたことがすばらしい

お話がどんどん生まれます

力強いいい絵ですね

かわいい、ハッピーな絵ですね

道路をグイッとまわします

小さく描いちゃったら2台目を描いちゃえ

動物さんのサイクリング

車輪がしっかり描けましたね

とっても良く見て描きました

手がグイッとまわっています

星とこいのぼりと自転車

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保育園造形 i

こんな鯛でした

紙を繋げて描き尽くします

絵の具は薄くて綺麗です

5さい「見て描く〜鯛〜」
本物を観察して、形を線で描いてみよう!というのがテーマでした。
お魚をクレパスで描く場合は、ゴリゴリと塗り込んで、混色をしながら
お魚の本物の雰囲気に迫ろうという活動の場合もあります。
ですが今回は「線」を大事にしてほしくて、こんな活動になりました。
体全体の輪郭、ヒレやエラの線、鱗の表現など、魚は線で捉えると
なかなかの描きごたえがあるモチーフです。
ちょうど今の時期は、そうした、本物に迫ることへの興味があり、みんな
凄い集中力で観察し、見つけたところを絵として表現しています。
線は物凄く集中力のいる描写なので、絵の具はきれいな色を、お水多めの
サラサラに用意してもらい、好きに色を付けていいことにしました。
線とは対照的な緩い遊び方ができるのが、開放的な絵の具の特性であり
良いところですね。
今回女の子の描く魚の面白いところは、鱗やヒレはあんなにリアルに
本物を良く観察しているのに、目だけは、可愛い漫画のような絵で描く
ところです。大人の心と子どもの(乙女の?)心を揺れ動いてる感じが
かわいいですね。

紙を繋いで、最後まで取り組んでいました

シッポまできれいね

周りも綺麗に飾りましたね

海藻と光を描きましたね

細かい!すごい!

形のバランスが最高

3匹も描いてくれました

絵の具の使い方が上手い!

好きな形を並べたそうです

賑やかに発展しました

これまた細かい!

一生懸命描きました。

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保育園造形 i 

フルーツいろいろね

大きなリンゴだなー!

絵の具で飾ってみます

4さい「見て描こう」〜フルーツいろいろ〜
4さいの子たちも「見て描く」に挑戦です。
見て描くと言っても、4さいさんは観察して詳しく描くというよりも
モチーフをきっかけに楽しく自分なりにお絵描きしよう!といった感じが目標です。
まだモチーフを目の前にして描く経験をあまりしていないので
まずは「えい!」と描き始められれば合格です。よくチャレンジできたねと褒めてあげます。
白い紙を目の前にして、やったことのない新しいことを要求されるって
かなりの緊張のはずですよね。それにも負けずに「描くぞ!」という
気持ちに自分を持っていけたことは、このくらいの年齢の子ども達にとって
大きな成長の証なのです。
そのことが「ねらい」なので、完成度や仕上がりは気にしません。
その子なりに一生懸命に取り組んで「できた!」ともってくればOKです。
子ども自身が「ぼくは(わたしは)やったぞ」と満足して終われることが
次へ繋がります。
作品を見ると一口に「4さい」といっても、その興味やできる事の幅が広いことが
わかります。
それぞれの育ちを見守ってあげたいものです。

樹までイメージしました

1つひとつ真剣です

紙いっぱいを使って描きました

色混ぜを一生懸命しました

絵に天地が出てきましたね

これは大人っぽい絵ですね

小さいけれど懸命さが伝わります

絵の具は別の遊びに発展する子もいます

端から並べて描きましたね

画面を遊べる人です

絵の具を効果的に使う意識があります

フルーツから物語が広がることもあります

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保育園造形 m 

おっきいねー!みんなで触ってみます

お顔と同じくらいの大きさです

紙を何枚も繋げる子もいました

5さい「見て描こう」〜ズワイガニ〜
5さいの担任の先生の出身が佐渡島だということで
ご実家から良いカニを送ってもらうことにしました。
こんな大きなカニは、なかなか描く機会に巡り会えないので、今年の
5さいはラッキーですね。
カニは、ゴツゴツした形の格好良さ、関節の分かりやすさ
細部の面白さなど、モチーフとしては、とても描きごたえのある物です。
当初、予定では、ボールペンや割り箸ペン(墨)で、線を細かく追っていくことに
チャレンジしてもらうつもりでした。
しかし届いたズワイガニを見たら、すでに茹でてあって、赤が綺麗だったので
クレパスで色を楽しみながら、しっかり描き込むのが楽しそうだなと思い急遽
変更して、色画用紙にクレパスで描く事にしました。
色画用紙にしたのは、描き込んでいくとクレパスが浮かび上がるように見えてくるのが
綺麗なのと、カニ自体に似合いそうかなとの思いで決めました。
薄く作った絵の具も綺麗で、よく似合っています。
描きあげた子ども達は、みんな満足そうな表情で、また1つ自身をつけてくれれば
いいなと思いました。

海の様子もきれいだね

大きく描いたねー!立派です

足のトゲトゲも気がつきました

間接をちゃんと数えました

きれいな色だなー!

海の底を歩いてるみたい

甲羅と足の色を変えたんだね

カラフルな絵作りになっています

甲羅の様子をよく描きました

生きてるみたいね

しっかりと形を描きました

ズンズン描き進めていきました

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保育園造形 m

色選びも造るうちです。

もうハサミとお友だちです

指先が細かく使えますね

3さい「自分で切って貼って」
ハサミも糊もそれぞれよく遊び、道具として上手に使えるように
なってきたので、今度は切って貼ってを自分の思うようにやってみよう
という活動です。
使いたい色画用紙を選んで、好きなように切ってみると
「あ、お山みたい!」とか「ワニさんのお口だ!」などうれしそうに
教えてくれます。もちろん何かに見立てなくてはいけないわけでは
ありません。長細いのができたり、ちいさい三角になったりするだけでも
楽しい発見です。
今回はそれを八つ切りを正方形にした紙に貼りました。
前の糊の活動では、とにかくペタペタ重ねる事に喜びを感じていた様な子も
今回は、画面のどこに貼ろうかな〜と少し考えながら貼っています。
一枚貼って次はどこにしようか、並べようか、合体させようか、何色を
重ねようか、何かに見えてきた、など、子ども達の「考える力」の
様子に、春とは比べ物にならないくらいの育ちを感じます。
ハサミを使う、糊をとる、貼る、指を拭く、また選ぶ、さらにクレパスしてみる。
やること盛りだくさんの活動ですが、3〜40分かけて遊び切るその
集中力(夢中になれる時間)の伸びにも驚かされました。

バランスの意識が垣間見えます

クレパスでもうひと遊び

組み合わせがかっこいい

この子の意志が見えます

複雑ですね、上にワニさん

細かく切るのが楽しくて、画面に貼るまでいかない子もいます

どんな帽子にしようかな

かわいい工夫がたくさん

ペンでも飾りました

4さい「頭飾りを造ろう」
ホッチキスが使えるようになると造形工作もできる事がグンと広がります。
今回はホッチキスを使った頭飾りです。
ベースになるヘッドバンドは、担任の先生に事前に画用紙で作っておいてもらいました。
子ども達はそのバンドを手がかりに色画用紙などで自分なりに飾りを付けていきます。
ホッチキスの良いところは、糊のように乾き待ちしないでいいところと、テープより
しっかり固定できるところです。
子どもの、こうしたい、いいこと考えた、に応えてくれる道具です。
4さいの子たちは基本的には実際に手を動かしながら思いついたことを実現させて
いきますが、この時期になると、始めに造りたいイメージがあって、素材を変化させていく子も
みられるようになってきます。
発想や興味のありようがクラスの中でも幅広い事が4さいクラスの特徴ですので
それに対応できるような素材準備や声かけは、常に配慮するようにしなければいけません。
みんなが完成した後は、他のクラスを驚かしに行こう!と嬉しそうに園内を巡っていました。
これも造りたいと思う動機の1つですね。

リボンやハートも器用につくります

みんなで驚かしに行こう!