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保育園造形 b

まずはタワーを持ち寄ります

通路を繋げたり

アイディアを出し合ったり

5さい「グループ制作」
5さいも4ヶ月ほど過ぎました。子ども達がそれぞれに個性を発揮し
クラスの中の自分という意識も高まってきたところで、担任の先生から
協力してつくるような物に取り組んでみたい、という要望があり
今回は子ども達を4、5人ずつの5グループに分けて、活動してみることにしました。
今回は事前に、子ども達に自分のタワーを造っといてもらいました。
四つ切り画用紙で筒をつくり、それを四角くなる様に折り、ハサミで穴をあけて
ビルの様にしたものです。
それをグループで持ち寄り、全紙サイズの白ボール紙に建てて、そこから
どんな空間にしていくかを子ども達に考えてもらいました。
ビルを始めにつくったのは、最初にある程度高さを出したかったからです
そうすると地面だけでなく空間も活かして遊びに繋げられるのではないかと
思ったからです。
子ども達はこちらが予想していた以上に友達同士で声を掛け合いながら
造っていました。
アイディアを出し合ったり、手伝ったり、感心し合ったり。
そうやって協力し合いながらも自分の造りたい物をつくったり
良いアイディアで影響し合ったりしている姿は、とても感心しました。
共同でのもの造りには、普段のクラスの雰囲気や人間関係がとてもよく出ます。
造形での遊び慣れはもちろん、担任の何気ない声かけの積み重ねまでも含めて
子どもが自分のことを気持ちよく表現しようという環境は出来上がってきます。
そういった意味では、今回の子ども達の様子を見ていると、担任の先生方の
つくりだした環境の素晴らしさがよく分かります。
この活動は続きにしてクラスでもしばらく遊んでもらえるとのことです。
どんな展開を見せていくのかとても楽しみです。

個人の工夫も光ります

普段消極的な子も今回はうまく参加できました

お、お魚屋さん

イメージの限り遊べます

これ付けていい?いいよ!って感じです

飛行機が飛んでいます。すごい!

地面繋もどんどん広がっていきます

浮き輪で泳ぐ女の子

川が流れ出しました

ロッククライミングです

樹の横にシカちゃんが

どんどん楽しくなってきます

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教室造形

大きな風鈴。涼しそう

天の川と風鈴。風流です

こういう装飾もきれい!

今回は「マイバックをつくろう」
暑い暑い8月、熱中症対策はこまめに水分を摂取することだそうです。
そんなこんなで保冷バックに絵を描いてマイバックにしよう!という活動をしました。
(まあ、それが造形的な活動理由ではないのですが。)
自分の教室では、毎年夏にアクリル絵の具を使ったマイ○○をつくるのが定番になっています。
ちなみに去年はマイうちわでした。麦わら帽子に絵の具をつけた事もありました。
今年もまたアクリルの活動をしたいなーと素材探しをしていたところ
この保冷バックに出会いました。
筆で描くのに大きさもちょうど良いし、銀に光ったところに絵の具を付けるのが
楽しそうだなと思ったので、今年はこれに決めました。
(これが造形的な活動理由です。)
夏らしいですし。
オリジナルの使える物をつくるのは単純に楽しいですし、その子なりの
工夫も見られるので好きな活動です。
絵の具でグイッと描くのも気持ちのいいものです。
テーマはもちろん自由。子どもは夏に絡めた絵を考えたり
絵ではなく色と形の装飾にしたりしていました。
みんなの素敵なバックをご覧ください。

面白い!ストライプが入り組む

色合いが男子です。趣がありますね

規則を自分で決めて描いてます

色と形と。素敵だね。

おお、富士山。かき氷みたいで涼しそう

海に持っていきたいバックです

カラフルカラフルです

花を中心に飾りました

夏らしいヨットバック

波打ち際です。ちゃんと装飾にもなってるのがすごい

うまいですね。品があります

色を重ねて風合いをだしました

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教室造形

カラフルでダイナミック

女の子たちの可愛い装飾

かっこいい!まさに男子の鳥!

今回は生き物を作ろうシリーズから
パタパタ鳥を造ろう と 箱形動物を造ろう を紹介します。
パタパタ鳥は羽がパタパタと動く仕掛けです。
羽のあるものなら蝶や天使などでも良いのです。
ベースはみんな一緒で、そこから自分なりにアレンジして
造ることを楽しみます。
装飾に燃えても、構造に燃えても楽しめますよ。

お目めが可愛いのです

丁寧に造りましたね

羽の仕掛けでパタパタします

ウサギちゃんにしました

紐でお散歩できます

マスキングテープで飾りました

箱形動物は、画用紙を箱形に折ってボディーをつくるところまで
みんな一緒で、その後、どんな動物にしようか考えます。
幼稚園の子は背中に紐を付けてお散歩できるようにしました。
小学生達は地面の紙を付けたり、立つ様に工夫しています。
構造的に少し足が弱く、次回やる時は、そこのところをもう一工夫する
必要を感じました。
パタパタ鳥も箱形動物も一枚の画用紙が変身していく姿が楽しい活動です。
ただのペラペラの画用紙だったものが、ちょっとした工夫で命が吹き込まれる
なんて、素敵だと思いませんか。

形を上手く使いましたね

象さんが水を飲んでいます

首長竜!

黒猫ちゃん、しっかり立ちました

わお!おおかみ!

シマウマちゃん。

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保育園造形 b

長い!どうする?!

うまくカットします

グルグル貼り始めました

4さい「きっかけから描こう」ビニールテープを貼って
この保育園では、ビニールテープを貼って、クレパスと絵の具で遊びました。
ビニールテープを切るのは3さいのときからやっているのでお手のものです。
ビーッと伸ばして、輪の方をブランとさせてカットします。
ビニールテープは色がカラフルで、こどもの「もっとやりたい」を刺激します。
画面に1本貼ってみると、次は何色でどんなふうに貼ろうかな、と心を動かしながら
手を動かしていきます。
はじめから作りたい形があるというよりも、自分のした事に自分でリアクション
していく感じです。
この感覚は、実際にやってみるとその楽しさが分かるのですが、大人が頭で考える
だけではちょっと分かりにくいかもしれません。
子どものすることに心から共感するには、おとなも本気で遊んでみる必要があると
いうのは、そういう理由なのです。
今回は、絵の具の濃さもきれいですね。筆も細筆だけにしてもらいました。
こういう季節や行事に関係ない「造形遊び」は、取り組んでいる園が少ないのが
現状でしょう。こういう、子どもの心から生まれる表現を大事にできると
「私は絵が苦手でコンプレックスなんです」という大人が減っていくのでは
ないでしょうか。
もっと気楽な「遊び」なんですけどね。
4さいのころの「きっかけ遊び」を三連続で掲載してみましたが、少しそういう
ことが伝わったでしょうか。
造形って楽しいですよ。

クレパスも合わせます

区切られた形を遊んでいます

お話が聞こえてきそうです

薄い絵の具を繊細に使ってます

オバケのお屋敷です

思いつくかぎり手をうごかします

きれい、好きな作品です

クレパスも絵の具もよく合います

みんなとはちょっと違う表現ですね

始めからロケットの計画でした

遊んだねー!大満足

うわ、きれい!色合わせ最高

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保育園造形 i

思い思いに貼ってみます

一枚ずつ形を確かめます

クレパスと絵の具を合わせました

4さい「きっかけから描こう」その2
この保育園での「きっかけ」は
デタラメに折って切った紙です。
子ども自身に紙をデタラメに折ってもらい、デタラメにカットして
偶然出来た形を楽しもう、というわけです。
子どもに「デタラメ」の加減を伝えるのは難しく、「めちゃくちゃ」とは違う
「きちんとしない」具合を伝えるところが導入の工夫どころでした。
今回は、上手い具合に程よいデタラメが出来て、子ども達も自分でつくったヘンテコな
形に愛着を持って楽しんでいました。

なんだか面白い

バランスを意識しているようです

発想がつながります

キッチリまっすぐカットしてますね

形からイメージを読み取っていますね

折ったり重ねたり、自由な画面

形を繋げて構成しましたね

絵の具のクレパスも楽しんでます

塗りつぶすだけではなく筆を動かしています

塊になりました

絵の具の楽しみは大きいのです

たくさん混ぜました

今回の反省は、絵の具の水加減が足りなくて、せっかくの面白い形が
隠れてしまったことです。
この時期の子ども達は、しっかり意識させないと、絵の具の楽しさに
画面作りのことを忘れてします。
ですから、色合いを考えたり、絵の具を薄めにしたり、筆を細筆にしたりと、準備に繊細な
配慮が必要です。
たしかに子どもは楽しんでいましたが、楽しみつつも見栄えが良くなる様に
配慮してあげるのは、大人の責任ですし、プロの仕事です。
見栄えが良くなるように配慮してあげることは、素直に「美しさ」気付かせてあげられるし
出来た作品を見て、保護者の方々に子どもを褒めてもらえる事になります。
そして、自身も付けてあげられます。
ちょっとした準備や声かけが、とっても大事なのです。
改めて思い直しました。