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幼稚園講習会

始めは慎重な先生方

だんだん絵の具の魅力に手が動いて来ます

色を重ねてもきれいですね

いつも造形教室のお部屋をお借りしている幼稚園で
先生方と造形の講習会をしました。
今回は、絵の具編です。
保育の中での造形では様々な考え方や理論がありますが
今回は、そういうお勉強は無しにして
絵の具の楽しさ、嬉しさ、可能性を実際に体験してもらうことで
子どもの、絵の具と関わる時の心の動きや興味の持ち方を感じて
貰おうという活動にしました。
まずは先生自身が心を動かされないと子どもの心を動かせませんし
本当の意味で共感というものが生まれませんもんね。
始めは、水を少しだけ混ぜただけの硬めの絵の具で遊びました。
硬めの絵の具は、自分の動かした筆跡がしっかり残ったり、また
ぐちゃぐちゃに混ぜても、すぐに上から色を重ねられるのが
楽しいところです。
折り紙をちぎって貼ったり、割り箸で削ったりと一枚でかなり
長く遊びました。

削って始めの色を出しました

かなり遊べる先生方、さすがです

画面を見ながら次の手を考えます

水彩の魅力ですね

頭より心で手を動かす感じ

面白いイメージが浮かんできます

次は、水をたくさん混ぜた緩めの絵の具です。
水加減で性質がガラリと変わり、それを扱う人に、違う興味を持たせて
くれるのが絵の具の面白さでもあります。
緩めの絵の具では、そのにじむ性質を使って、たらし込み技法で
絵を描いてみる体験をしました。
今回は2時間くらいで、こんな体験の講習会になりました。
絵の具は「絵を描く道具」という性質の他に、子どもにとって、とても
興味深い遊びになりうるというのが伝われば良かったと思います。
先生方からも「こんな使い方は始めて知った」という声を頂けたので
ぜひ、子どもと一緒に遊んでもらえたらと思います。
お疲れ様でした。

垂らし込みで色を乗せます

遊び方が個性です

実験しながら画面をつくっています

自然に混ざり合うのも魅力です

上手く筆先を操りましたね

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保育園造形 b

0さいのお絵描き

1さいのお絵描きと作品帳

2さい、力強くなってきます

保育園b作品展
とても見やすく、先生達の工夫もいやらしく感じない良い展覧会でした。
0から5さいまでの横の育ちと、一人一人の縦の育ちとがよく見え
改めて子どもの育つ力に感動しました。
保護者からのアンケートを見ると、作品の出来の善し悪しよりも
作品から読み取れる子どもの様子や、気持ち、全体的な育ち
について書いてくれている物が多く、作品展の見方や意味が
少しずつ伝わっている様子がうかがわれ、嬉しかったです。
先生方の環境への配慮や、子どもの気持ち作り、その積み重ね
すべてが一枚の作品のバックにあります。
今年も忙しい中、とても素敵な仕事をしてくださってありがとうございました。

3さい、ゆるやかな遊び

4さい、画面に意志がこもってます

5さい、自信たっぷりな表現です

5さい、自分なりのやりかたで

2さい、いろんな遊びでできています

3さい、土年度、遊んだ様子がそのまま作品に

4さい、みんなの海

5さい、一部屋使って、発表会の演目を作品に

思いが溢れています

5さい、版画

4さい、お魚の飾り

5さい、ピカピカ泥団子も

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保育園造形 i

大きさはこんな感じ

表情がいいね

表情がいいね2

5さい「もう一度、発表会しよう」
頑張って練習した発表会が成功し、子ども達は自信満々の顔つきです。
発表会のときの自分をつくって、もう一度発表会の演目を人形劇にして
お別れの会でみんなに見てもらおう!
という訳で、この活動になりました。
その時の興奮や楽しさ嬉しさを、もう一度確かめるように再確認
するかのように、気持ちを込めて、自分の人形をつくりました。
作り終わった子から次々と台詞を言い合ったり、劇の歌を合唱したり
早くもゴッコ遊びが始まりました。
後日、担任の先生に会の様子を聞いたら、みんなでさらに小道具やセットも
ミニチュアで作って、台詞も完璧で、とても楽しい会になったそうです。
それにしても、子ども達の作る人形の細部へのこだわりには感心してしまいます。
自分でしたいという事への積極的な関わりの大切さを改めて感じました。

なぎなた隊!

なぎなた隊2

なぎなた隊3

お殿様

振り袖にこだわりました

手が動くように付けました

柄を工夫してます

ナレーション用のマイクを持ってます

胸元の飾りが素敵

指まで頑張って作りました

ちゃんとメガネを描きました

可愛いけど、なぎなた隊

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教室造形

形を並べるのが楽しい

お家の形にしています

スタンプのかすれを上手く使っています

今回は「スタンプ遊び」
今回のポイントは台紙と絵の具の色のコントラストですね。
濃い色の画用紙にスタンプをポンと押すと、ハッとする色合いで
お、きれい!と素直に感じられる事が、また次どこにスタンプ
しようかな〜というモチベーションになります。
色がはっきりと形として表れるので、グチャグチャに色混ぜ
する子は少なく、形の繰り返しや、色の重ねを楽しんだり
テーマを思いついて絵を造っていくような遊びになっていました。
小学生はスタンプ自体の経験も豊富なので、ただ押すだけではなく
かすれさせたり、わざと動かして絵に動きを出したりしていました。
ちなみに、スタンプの素材は、段ボール片、スポンジ、紙コップ
家具のクッション材(小さい丸)などでした。

クレパスも入れて豪快かつ繊細に

きちんとしています

物語がありそう

だいすきな恐竜の世界

スタンプロボットくん

お絵描きの周りを飾っています

富士山かっこいい!

波の激しさを表しました

夏の天の川、美しい!

カラフルな龍

色が弾けています

スポンジスタンプのスポンジボブ

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保育園造形 m

広く塗るのは嬉しいね

段々綺麗な色になってきました

お友だちと一緒だから楽しいね

3さい「みんなのお家を造ろう」
みんなで遊べるお家を造りたいと、担任の先生から発案があり
取り組んだ活動です。
この活動は、ただ単に綺麗なお家を造るだけでは成功とはいえません。
子ども達が気持ちを込めて活動に参加できる環境や心の状態をちゃんと
作ってあげられるかがポイントになってきます。
形を整える事よりも、実際に遊びながら、お気に入りになって、色を
付けたいと思ったり、色を自分で付ける事によって、さらに
お気に入りになったりできれば、お家を造る活動を通して、そのこと
以上の経験になるのではないでしょうか。
本当は、短期間ではなく、保育の中で時間をかけてゆっくり取り組みたい
活動ですね。

次はどこを塗ろうかな

うわ〜、頭がメッシュになっちゃった!

さて、ここからどう遊べるかですね

思い思いに始めます

お話も盛り上がってました

ビニールテープの上にマーカーで描いて指で擦る人

4さい「みんなで大きな紙で遊ぼう」
繋げた模造紙を広場に、ビニールテープを貼ったり、水性マーカーで
描き込んだりして遊びました。
発表会も終わり、仲間と協力する楽しみや、お話しながらお絵描きする
嬉しさを感じられる様な活動がしたくて取り組みました。
お友だちの描く絵に刺激されて、ある一角では虫が流行ったり、またある
一角では、女の子ワールドが展開されていたり、とても楽しい活動になりました。
ビニールテープを長く切るのも、「ちょっと持ってて」と声を掛け合ったり
「ここは○○ちゃんが描いたところだから隠さないようにしよう」とか
みんなでする事を大切にしている意識の高さは、さすがにもうすぐ5さいクラス
になる人たちだなーと、感心してしまいました。
なかなかダイナミックに楽しめるクラスで5さいでの活動が楽しみです。

いろんな素材をうまく使って遊びます

一心不乱にテープを貼りまくる

協力して長くする

かっこいい虫さん

緑の迷路です

なかなか強い感じ