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保育園造形 b

ちょい渋めな秋の草花

パレットで挑戦!

一本一本ゆっくりと

5さい「見て描く〜秋の草花〜」
パレットに赤、青、黄、白、茶の5色を出して、自分で色を作りながら描きました。
四つ切りの画用紙から始めましたが、絵の具でグイッと大きく描く子や全種類の草花
に挑戦したくなった子は紙を足してもらっていました。
今回は本物の草花を見ながら描く+パレットで色を作るという、かなり
体力的にも精神的にも大変な活動でしたが、運動会を乗り越え、一段と
成長してきた子ども達は、粘り強く、かつ楽しそうに取り組んでくれました。
パレットには基本の4色+茶色しか出ていないので、緑もオレンジも自分たちで
作らなくてはいけません。しかも水の加減や筆やバケツの汚れなどを管理し無ければ
色がすぐに濁ったり、薄くなりすぎたりしてしまいます。
そんな複雑な事に気を使いながら、モチーフの形を自分なりに表すということを
やり切ってしまう凄さ!しかも真剣にワクワクしながら!
改めて子ども達の、心から自分を発揮した時の爆発力というかパワーに、こちらも
ドキドキした活動でした。
ちなみに、いつも子どもが自由に表現できる環境を整えて下さっている担任の先生方の努力も
この作品たちの背景にあると思っています。幸せな環境です。

紙いっぱいに描きました

筆の使い方が豊かです

カタログの様な表現

キレイな色が出てますね

生きているかのようです

水彩らしい美しい絵

細筆と太筆を使い分けてます

ゆったりとした絵です

濃い絵の具で厚塗りの様

茎の柄まで良く確かめています

最後まで繊細に描ききりました

圧倒されてしまいますね

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保育園造形 h

切れ目を入れたらワニになりました

細く切った紙の組み合わせがすてき

形を組み合わせるのを楽しんでいました

3さい「ハサミとノリの活動」
ハサミと友だちになろう、ノリをコントロールして使おう、画面を遊んでみよう
といった「ねらい」盛りだくさんの活動です。
ハサミは一回切りなどでだいぶ楽しく使えるようになってきたので
八つ切りの1/8サイズの色画用紙を自由に切る遊びをしました。
形を見つけたり、切り進んだり、方向を変えたり、遊びの中で自分なりに見つけて行きます。
切った形を画面に貼る事は、形を自分の手から離して、少し留めて見てみることで
そこからまたイメージを繋げたり、広げたりする遊びにするためです。
1枚貼って、次はどこに貼ろうかなーと画面を意識して遊ぶ子も出てきます。
ノリもベタベタ遊びは卒業して、人差し指ですくって必要なだけ塗るということが
できる様になります。
終わった子はクレパスもしました。
こんなに長く遊べるということは、体力、気力共にきちんと育っているということですね。

たくさん切って貼りました

右上の女の子の作り方がすごい!

どんどん重ねてます、色が好きな子です

カニちゃんがかわいい

色使いがきれいな絵です

お腹のキラキラを色で描きました

4さい「見て描く〜さんま〜」
本物のさんまを見て描きました。クレパスと絵の具です。
みんなで触って確かめた後、どんな暮らしをしていたかとか、ご飯は何を食べているかなど
なるべくイメージが広がるようなお話をしました。
4さいは、見て描くといっても5さいのように詳しくそっくりに描くというよりは
そのモチーフから、その子なりにイメージを広げてお絵描きを楽しむ事が大事だと思います。
自分なりに表現した物を周りの人に認めてもらい自信を付けて自己肯定感を養って欲しいからです。
この子たちは5さいになったら「僕の、私の表現はこうだ!」と気持ちよく表してくれそうです。

海で泳ぐイメージです

サンマのお腹がすごくきれい!

さんまより竜宮の使いを描きたい子

じっくり最後まで描き切りましたね

その子なりのサイズがありますね

5さい「見て描く〜人物〜」
担任の先生にいつもとは違う可愛い洋服を着てもらって、瓶絵の具で大きい紙に描きました。
この園は今年度から始まったばかりで、5さいは6人しかいません。
それゆえか担任の先生との関わりも濃く、どの絵も先生に対する愛情に満ちているように感じます。
客観的な構造の理解や画面への入れ方と、主観的な先生への気持ちと、両方が詰まってるからこそ
子どもの絵は大人の心を打つのかもしれません。
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保育園造形 m

5さい「見て描く 担任の先生〜秋のお散歩風コーデ〜」
5さいは人体に挑戦です。四つ切り八つ切り繋げ画用紙に絵の具で描きました。
難しい人体も子ども達の大好きな先生がモデルで、なおかつ普段あまり見られない格好
をしているので、みんな楽しそうに挑戦してくれました。
実はこのクラスは、お絵描きに自信の無いデリケートな子たちが1/3くらいいて
春から担任の先生と心配していました。
しかし秋頃から表現する事の楽しさを感じてくれるようになってきて、さらに秋の運動会
を終えて、一人一人自身が付いてきたところでした。
それならばと今回の活動に挑戦してもらいました。
結果は、ご覧の通り、どの子も描き始めで躓くこともなく、かつ最後まで描き切ることが
できました。
描いた本人たちも満足そうな顔をしていたのが印象深かったです。
ちなみに反省としては、用意した瓶の絵の具に黄色と黄緑色あたりがあればもう少し
1枚1枚個性が分かりやすく表れたかもしれないなーということです。
ともあれ良い時間を過ごさせていただきまた。

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保育園造形 i

目の表情がサンマっぽいね

誠実にしっかり描きました

お腹が緑に光ってるのが見えました

5さい「見て描く サンマとアジ」
お魚を見て描きました。
今回は派手な魚が手に入らず、割と地味目で、かつ色味の似たサンマとアジでした。
なにせ派手なインパクトのない魚なので子どもの反応が心配でしたが、実際に触ったり
エラや口の中を見たりしてるうちに、その心配もなくなりました。
むしろ今回は似ている色味の魚だからこそ、子ども達には、その微妙な違いを描き分けようと
いう意識が芽生えた様です。
胴体の太さ細さ、アジのゼイゴ(表面の骨の部分)、ヒレの数や形の違いなど、子どもなりに
意識している様子が感心してしまいます。
後、このクラスの子たちはモチーフからイメージを膨らませて周りの様子を描き込む子が
多かった様に思います。
その子独自の楽しい絵ができあがりました。

絵の具の滲みがキレイです

胴体の太さを意識しています

提灯アンコウも登場

底の石粒から描き始めました

カラフルに光った魚ですね

サンマとアジの色を変えて描きました

発想が豊か!サンマもすごくリアル!

尾びれの模様ま細かく描きました

目が黄色いのに気がつきました

サンマから海水浴になりました

アジのゼイゴが良いですね

一匹ずつ丁寧に描きました

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保育園造形

筆を気持ち良く動かしてます

混ぜて遊んでたら灰色になっちゃいました

点々と筆の跡がきれいです

3さい「絵の具で遊ぼう」色画用紙にパステルカラー
いつもの絵の具遊びと少しだけ気分を変えて、色画用紙に描きました。
絵の具は色画用紙に映えるように少し明るい色です。
子ども達の前で赤や青や黄色に白を混ぜ、パステル調になるのを見せてあげました。
3さいの導入では、この「目の前で実際に見る」というのがとても大切です。
経験の少ない小さい子に、いくら言葉を駆使してもあまりピンと来てくれません
見て、体験して、自分でしたい!の気持ちが引き出せれば、後は大らかに遊ばせて
あげるのが良いでしょう。
今回も、それぞれの興味の向くままに絵の具と紙と遊んでいます。

端までこだわって塗り込みました

元の紙の色が分からないくらいです

黒にパステル調が映えます

リンゴがツルツルになるように塗り込む

色を混ぜて試しています

しっかり描けてます。周りも繊細

4さい「見て描く」秋の果物
リンゴやブドウなど秋の果物を見て描きました。
4さいでは見て描くといっても、そっくりに詳しく描くのとは違い、モチーフは
絵を楽しむための「きっかけ」としてとらえます。
描きたい!と思う為にはやはり本物があることが大切で、今回も描く前に実際に
触ったり嗅いだり、その果物の育ってきたお話を聞いたりしました。
その物と関わりを深め親しくなればなるほど絵にも愛情がこもってくるように思います。
指導の声かけとしては、「しっかり塗ろう」「大きく描こう」という技術的な話ではなく
「おいしそうに描こう」とか「蜜がいっぱい詰まってそうだね」と気持ちを動かすような
物が良いと思います。
あまり形にこだわらず、モチーフから広がる4さいならではの可愛いお絵描きを
楽しみたい活動です。

果物と虹と余白がきれい

果物をならべて後はハートです

ブドウがちゃんと枝で繋がってます

栗のイガイガが痛そうです

大きくリンゴを描きました、周りはブドウ

クレパスと絵の具の合わせ方がきれいです