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保育園造形

3さい シールを貼ってからクレパス遊び

3さい 絵の具でどんどん遊びます

4さい 自分で切った色画用紙を貼って繋げて遊びます

4月の後半は、どの学年もこいのぼりを造りました。
ここで重要なのは、こいのぼりを造る事自体がねらいなのではなく
こいのぼり制作を通して味わえる、様々な喜びや楽しさを子ども達に伝え
る事を目的にすることではないでしょうか。
みんなで一緒に遊ぶ事だったり、力を合わせて大きな作品を造る喜びだったり
手作りする事で自分たちの特別な物が手に入る経験だったり。
各学年の考え方としては
3さいは、絵の具やクレパスで純粋に遊んでこいのぼりに
4さいは、純粋に遊びながらも、こいのぼりをみんなで造っているという事を意識して
5さいは、みんなでデザインの計画を立ててクラスで話し合って決めて
それぞれ、その年次の子ども達が無理なくできる事や、興味を持って遊べる事を活動にしています。
特に5さいは「クラスで話し合う」という事の方がメインの活動だったりします。
ねらいをどこに設定して活動を考えるか、今回の場合は「こいのぼり」はただの
きっかけに過ぎないのです。

4さい テープとシールで遊びます。お友達とも繋げます

4さい クレパスでウロコを描いてから絵の具で飾りました

5さい 自分の場所を決めて描きました

5さい みんなでデザインを決めました

5さい こだわりのデザインです

5さい みんなで協力して塗りました

何色が出来るかな?情報交換もします

手にも付けたくなってきました

どうぞ、と分けてくれました

5月前半は、色水遊びをしました。
赤、青、黄、白の4色の絵の具をバケツに用意して、3さいはクリアカップで、4さいは
ペットボトルとクリアカップで、5さいは細長い袋で、遊びました。
バケツやタライに水を汲んでおいて、子どもはそこから水を容器に汲み、色を溶かして遊びます。
透明な水の中でフワッと色が広がるたびに子ども達は歓喜の声をあげ、何回も繰り返し新しい
水を汲んでは色を溶かしたり混ぜたりして遊んでいました。
色水の遊びは、色への興味や面白さに刺激されて、まるで研究者の様に調合に夢中になる楽しさも
ありますが、子どもの様子を見ていると、やはり「見て、見て!」「こんな色になったよ!」
と周りの人に訴えて、認めてもらう事が嬉しかったり、カップの色水をお友達や先生と分け合ったりすると、物凄く嬉しそうで、遊びも長く続きました。
改めて、人と人とが繋がる喜びの大切さを考えさせられた活動になりました。

お気に入りの色を並べました

長い袋に色を溶かして

並べたらきれいです

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