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●どう伝えるか2011.9.5

どんな気持ちで描いているんだろう

5さいの作品 パレットで色をつくりながら自分の心の中の花を描いてみよう。
パレットも3回目で色をつくることや、水をうまく使うことも出来る様になってきました
種から描き始めて自分なりに育ててお花を咲かせました。
さまざまな葉っぱやお花が描かれて、実にその子らしさのでる活動です。
その中で2人の女の子がこれを描きました。
正直びっくりです。震災以来テレビなどでよく流れているフレーズですが、子どもの
絵の中に出てくるなんて予想していませんでした。
私は、その場では呆気にとられて「すごいねー」などと言ってしまいましたが、後で
よく考えると、「ん〜」。どう考えればいいんだろう。
たぶん私が引っ掛かったのは、単に言葉自体に子どもが興味を持ってしまっている
感じがして、そうなったのは大人がどんな環境をつくったからなんだろう、という
ことを考えなければいけないのでは、という、いまだに考え中な感じです。
大人は良かれ悪かれ子どもに何かを伝えてしまう立場なんだから、どうせなら
心のあることを伝えて行きたいです。ね。
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●台風一過にて2011.9.5

雷と月と船。黒いのは雲と夜のイメージ

風をビューっと言いながら描いていました

かわいいお家と人と動物、でも雷と雨

 今年の台風12号は日本列島に大きな被害を残して行きました。
保育園は千葉県の浦安市にあるのですが、台風接近による前線活動や
突然の集中豪雨の影響は、子ども達の心にも強い印象を残したようです。
 私自身、こんなにもクラスのみんなが影響を受けるものかと驚きました。
テレビでの大雨の印象もあるのではないかと思いますし、一人が始めた
のでイメージがクラスに広がったという事もありますが、子ども達の表現は
「常に暮らしの中から生まれる」という事を強く再確認した活動でした。
 ただ、子ども達は、恐ろしい絵という事ではなく、純粋に目にした物への
興味や、自分でも分からない気持ちのようなものを表現しているように感じました。
それ故に子どもを取り巻く環境の大事さというものを考えさせられます。
 ちなみに、4さいの子たちで、内容は、いろんな形にカットしておいた画用紙を
選んで画面に貼り、発想して自由に絵を描いてみよう、と言うものでした。

描きながらちょっと興奮、家が飛ばされている様子

クジラのいる海、後から雨と雷

大雨に急ぐ人々、雲の紫が感じを出しています